プロポリスとアガリクスのアムリタ日誌

遺伝子型で2倍の差 肺がん率、喫煙量同じでも

喫煙量が同じでも、生まれつきの遺伝子の型の違いによって、肺がんのかかりやすさに2倍以上の差が出ることが、
愛知県がんセンター(名古屋市千種区)免疫・予防部の伊藤秀美室長らによる疫学調査で分かった。22日に大阪市で開催する日本癌(がん)学会で発表する。

これまで欧米人を対象にした遺伝子免疫調査で、ヒトの15番染色体に肺がんに影響する部分があることが分かっている。
この部分に、ニコチンと結びついてドーパミンの分泌量を調整する受容体をつくる遺伝子がある。

伊藤室長らはその遺伝子から、人によって異なることが多い遺伝子型を選択。
日本人の健常者と肺がん患者それぞれ716人の遺伝子型の違いを調べた。

すると、「rs931794多型」と呼ばれる遺伝子型の構成が、AA(アデニン・アデニン)型の人の場合は生涯喫煙量が41箱以上だと、喫煙したことがない人より5・77倍、肺がんにかかりやすかった。これに対し、AG(アデニン・グアニン)型かGG(グアニン・グアニン)型の人は、非喫煙者より13・5倍も肺がんにかかりやすく、AA型と比べて2倍以上も差があることが判明した。

伊藤室長は「ほかにも肺がんに影響を与える遺伝子があり、一連の遺伝情報を詳細に解析すれば、個人に適合したオーダーメイドのがん予防ができる」と話した。

中日新聞(2010年9月14日)


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