唾液で「がん」を検出する方法を開発 慶応大
慶応大先端生命科学研究所は28日、唾液(だえき)で膵臓(すいぞう)がん、乳がん、口腔(こうくう)がんを検出する方法を開発したと明らかにした。米カリフォルニア大ロサンゼルス校との共同研究。
それぞれ99%、80%の精度で検出できるという。
オランダ・アムステルダムで開催中の国際学会で発表する。
すい臓がん、口腔がんは進行してから見つかることが多く、生存率が低い。
マーカーと呼ばれる生体内の物質でがんを診断する方法があるが、口腔がんに有効なマーカーはまだなく、すい臓がんはあるものの、他の病気でも異常値を示すため識別が難しいという。
同研究所は、三つのがんの患者と患者以外の計215人の唾液サンプルに含まれる物質を網羅的に解析。約500種類の物質が検出され、このうち54物質の濃度ががん患者とそれ以外で異なることが分かった。
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