アガリクス茸の「がん予防効果」検証 米国立がん研究所が実験
金沢大学薬学部の太田富久教授が、ブラジル原産のキノコ「アガリクス」から肺がん予防効果がある成分を確認。この報告書にアメリカの国立がん研究所(NCI)が注目、52週間の再現性実験と追試を行った結果、アガリクスの低分子成分「ABMK-22]に含まれる「1SY-16」が肺がんだけでなく、大腸がんについても高い予防効果を発揮することがわかった。このため、NCIは緊急案件「RAPID PROGRAM]に選定、がん予防研究をスタートさせた。日本の研究成果が採用されたのは初めてという。
このほど、東京で発表された報告によると、太田教授は「ABMK-22]を経口投与し、がん増殖抑制作用の研究を開始。この研究データに着目したNCIのI・P・リー博士が人間のがんに対する予防効果の検証と安全性試験に着手した。
人間に例えれば、たばこを毎日2箱、80年間、喫煙した量の発がん物質を投与したマウスに対し、「ABMK-22]を経口投与、16週間後に肺がん発生率を調べた。通常なら100%の発がんになるが、大きな抑制効果があった。特に「1SY-16」では一層高い効果が見られたという。
「ABMK-22]が選定された「RAPID PROGRAM]はNCIに寄せられる素材や研究データの中でも有望で、早い製品化が期待される案件だけが選ばれるという。「ABMK-22]はアガリクス茸(たけ)から抽出される低分子成分で、太田教授が99年、確認。分子量が小さいため、腸管からの吸収も優れているという。
これは報告であり、科学者全員の認知するところのものではない。
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