抗がん作用、効果明らかに、健康食品「アガリクス」(北國新聞)
2007年11月、日本補完代替医療学会でアガリクスに関する臨床成果が発表された。ハーバード大のジェームズ・A・タルコット氏らが、QOL(生活の質の向上)に効果を発揮したと報告した。また、金沢大学の大野智准教授は、厚労省の助成金で「QOLと免疫などの機能性のデータをトクホの概念を適用してとっていく」とした。
金大大学院医学系研究科臨床研究開発補完代替医療学講座の大野智特任准教授は平成19年11月下旬から、がんに効くとされる健康食品アガリクスについて、公的研究費を用いた臨床試験を国内で初めて開始する。キノコの一種アガリクスはがん患者の利用頻度が高いが、がんの予防・治療効果を科学的に証明した報告は今までほとんどなく、この臨床試験でアガリクスの安全性や抗がん作用の効能が明らかになると期待される。
がんと診断され、治療を終えて経過観察中の人を対象に、患者を3グループに分け、動物実験などで安全性が確認されている市販のアガリクス製品を一日一包(1.8グラム)から三包、六カ月間摂取し続けてもらう。二カ月ごとに採血し、肝臓や腎臓への副作用および免疫機能や生活状況への影響を調べる。
この試験で人に対するアガリクス製品の安全性が確認できれば、がんへの有効性を調べる次段階の試験へ進む予定である。
(北國新聞・平成19年10月20日)
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