TBS噂の東京マガジン「噂の現場」(平成18年4月9日放送分)より
「風評被害!?日本最大級のアガリクス農場が大ピンチ」
ここ数年、健康食品として人気があった「きのこ」の一種である「アガリクス茸」。
ところが今年2月13日、厚生労働省は「アガリクスを含む製品のひとつに、発ガンを促進する作用がある。」と発表した。これは数多く売られている「アガリクスを含む製品」のうちの一製品に対してのラット試験による結果を発表したものだが、その影響を受けてか、この直後から全く関係ない他のアガリクス製品の売上も激減してしまったという。
そこで被害の度合いを調べに、岐阜県郡上市にある日本最大級のアガリクス農場を訪ねてみると・・・。そこには出荷できず、カビが生えてしまった無数のアガリクスがあった。厚生労働省が発表した製品とは全く関連がないここの商品だが、発表直後から注文がパタッと止み、倉庫には在庫の山。その額は約1億円にものぼるという。また第3セクターが経営するこの牧場には国から補助金が出ており、もしこのまま農場を閉鎖すればその補助金約2億5千万円も返還しなければならないという。まさに踏んだり蹴ったりの状態だ。
そもそもアガリクスは薬ではなく食品のため、人への有効性は調べていない。今回、国はアガリクスを含む製品の、しかも「害」の方だけを確認して発表したわけだが、この発表に対しても専門家は次のような疑問を投げかけている。
「1研究機関の試験で、データも不足しているような気がする。」「発表が早すぎたのではないかと思う。」・・・・・この騒ぎで思い出すのは10年前、O157に関連して、当時の「厚生省」の発表によりスーパーから突然姿を消した「カイワレ大根」。その後国家賠償訴訟となり、カイワレ業者が勝訴した。今回、厚生労働省は「風評被害は起きていない」との立場で、取材すら受け付けない。国民に早く知らせなければならないのは分かるが、風評被害が起きぬように科学者などの有識者がスポークマンとして立ち、質問などに対応しないと、再び同じようなことが起きてしまうだろう、と専門家は警告しているのだが・・・。
関東近郊で毎週日曜日午後1時から放送されている「噂の東京マガジン」というTV番組で取り上げられた特集です。ちなみに「超吸収アガリクス」は上記メーカーとの関連性はありませんが、「アガリクス製品」全体の信用を一時的であれ失墜させたことは事実です。 平成18年3月20日に厚労省より「(1社を除く)アガリクス商品は安全」との発表がありましたが果たして、どれだけの方が知っていることでしょう?皆さんはどう思われますか。
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